半沢直樹によろしく

日々の苛立ちだったりささやかな喜びだったり

銀行員はどんな資格を取得しているのか

今回のブログでは、銀行員が取得する資格についてお話ししたいと思います。
よく土日も資格取得で忙しいみたいなことがかかれていますが、個人的にはそこまででもないかな、と思ってます。
これから銀行に就職しようとする方向けの内容です。


取得必須の資格【証券外務員、保険募集人】
この辺の資格は必ず取らなくてはいけない資格です。
持っていってないとデリバティブ取引の営業ができなかったりします。
資格の難易度は、正直センター試験でそこそこの成績とれるならば、勉強せずとも合格する人もいますし、2、3時間でも合格します。保証はしませんが。


取得が実質的に義務となっている資格【銀行業務検定各種・簿記検定2級まで・FP試験2級まで】
資格マニアでもない限り、銀行員以外はまず受験することはない資格ですが、銀行員には馴染みのある資格です。
昇進のための必須資格としている銀行が多いです。
正直、異業種への転職にはなんの役にも立たない資格ですが、基本的な銀行業務を座額で学ぶにはよいのかもしれません。
財務、法務、 税務、外為、証券、事業性評価、渉外、管理職に盗用されるためには営業店管理などがあります。


ぼちぼち取得している人もいる資格【宅建士、行政書士司法書士、社労士】
宅建士は不動産の一般的な知識を習得するのに役に立つ資格、司法書士は不動産売買の実務で司法書士とも仕事をする機会があります。社労士は、人事部に行く人なんかがとってたりします。


取ってると勉強していると評価される資格【証券アナリスト、中小企業診断書、FP1級】
市場運用の部署にいきたい人は証券アナリストはとっておくべき資格。実務経験に勝るものでは決してないが、資格は取ることで意欲を見せるもの。
中小企業診断士は、取得するのは容易ではないですが、名刺に記載する銀行もありますし、取っておくと取引先に対しておおっと思われるレベルの資格ではあります。
FP1級も名刺に書かれる資格です。実務にも一定程度役に立つ内容と思います。


中には取っている人がいる資格【税理士・公認会計士・弁護士】
企業内士業として、法務セクションや自行の決算業務に従事するセクションで活躍される方は取得しているケースがあります。士業を取得し独立を目指す人たちも頑張って取得して、辞めていく人もいます。



以上、基本的に必須や実質的に取得義務となっている資格については、言うほど難しい資格ではありません。
土日がまるまる潰れるほど勉強している人をみたことありませんので、そこまでプライベートが割かれることはないと思います。せいぜい試験前の土日くらいです。

私も今年は、勉強している人と評価される資格取得を目指して頑張ります。