半沢直樹によろしく

日々の苛立ちだったりささやかな喜びだったり

ゆでガエルの銀行員が選ぶ道とは

前回の記事ではゆでガエルの銀行員となっている私の状況を開けっ広げに書いてみましたが、今回は内省しながら今後どうしたいのか、気持ちの整理も込めて書いていきたいと思います。

自分はどう生きたいのか

本質的であり根本的な問いでありながらも、日常に追われて立ち止まらないと考えない問いです。
給料は多い方がいいし、休みも多い方がいい。できることなら働かずに生活したい、という極ありふれたクソしょうもない考えは置いておいて、静かに内省してみました。。

①子供の成長を側で過ごしていきたい
言うまでもなく、転勤族です。子供が2人おります。まだ幼稚園と1歳。実は家を数年前に購入しました。
先日の転勤により、家族全員で買った家を離れ、社宅に住んでおりまして、その家は近々賃貸に出す予定です。
しかし、上の子が小学生に上がるタイミングでは購入した家に私を除いて引っ越します。
つまり、残り数年内に単身赴任を予定しております。そうなると、子供の成長を近くで過ごす時間というのは非常に限られた時間になってしまいます。
子供が生まれてから一人暮らしをするかもしれない大学生になるまでの18年間で、一体単身赴任でどれほどの時間を子供と過ごすことになるんだろうか。。。

仮に隔週金曜の夜に自宅に帰り、日曜の夜にまた単身赴任先に向かうとして、月4日✖️12ヶ月=48日。
そこに年末年始やゴールデンウィーク等の大型連休や有給を12日程度加味したとして合計60日。
2年後から単身赴任が開始となった場合、下の子は3歳。18歳になるまで15年間。
60日✖️15年間=900日。



2年後から単身赴任生活を開始した場合、3歳になった下の子と900日会うと18歳の大学生となり、そこからはほぼ家に寄り付かなくなる可能性、、、、、


果たしてそんな生き方をしたいんだろうか、自分は。
いやいや、そんな生き方はホントはしたくない!


②独立したい!、、、訳ではないが、名刺を捨てても辛うじて生きていきたい。
はっきり言いますとチキン野郎です、私は。不平不満はむちゃくちゃあれど、今まで順調に給料は上昇し、恐らくこの4月には早期登用で課長に昇進するものと思われます(これで昇進しなかったら相当色々考えものですが)。そうなると多分1,100万円以上の年収となり、今よりもゆとりが出ると思います。
人間、一度上った生活水準を下げることは非常に難しいのは、実感として痛感しているところです。
ただ、これがゆでガエルの入り口とは前回書いた通り。
一方、転職するだとか、独立するだとか、農業始めてロハス生活だとか、そんな劇的に変えることは無理です。チキンですから。
でも、このままゆで上がってしまうわけにもいかないし、やはり生殺与奪の権を銀行に与えている自分の生き方に対するリスクヘッジが全くできていない状況に、非常に苛立っています。
言いたいことを言えないことが、私はすごくストレスに感じるんだろうな、と思っております。



以上、だから何をやるんだ、ということですが、そんな想いからブログ始めてみました。
銀行の名刺と組織の機能ではなく、個人の力で稼ぐ力をつけていきたいと思っています。
銀行員のブログは数が多くなく、検索してみたところ「元」銀行員が非常に多く、若いうちに退職されて他のフィールドで活躍されている方が多い印象です。
私の場合、組織にしがみつきながら、不平不満を論う、よくいるサラリーマンですが、逆にそんなサラリーマンだからこそ表現できるものがあると思って、そして幾許かでも読んでくださる方の参考となる知識を伝えられたらと思って、これから頑張っていきます。